【vol.50】鳴海周平の全国ぶらり旅|台湾編・前編
2014年11月11日11時11分に、台湾のど真ん中にある湖・日月潭でお祈りを捧げようと思い立ったのは、春頃のこと。
日月潭から車で30分ほどの埔里という街に、エヌ・ピュアとは兄弟のような会社「旭惠」があるため、2007年から何度か訪れてはいたのですが、一昨
年に北海道の富良野市にある芦別岳のエネルギーと交流してから「日月潭で祈りを捧げたい」という想いが、日増しに強くなっていたのです。
「北海道のど真ん中にある芦別岳(山)と、台湾のど真ん中にある日月潭(湖)は、エネルギー的にも陰陽の関係にあり、この2ヶ所で祈りを捧げることが「融合・統合・調和」という言葉に示される「新しい時代」の到来を象徴する意味合いを持つ」
2013年の「エジプト祈りの旅」と同じく、遥か昔に約束を交わした魂友たちとの「台湾祈りの旅」は、そんな想いから始まりました。
先ずは、メンバー9人で埔里の地母廟へごあいさつ。
なぜか、いつもよりたくさんの人たちが集まっています。
「なんだか今日は、とてもエネルギーが高い日だと感じてここへ来たんだ。」
前夜の瞑想でみえた「埔里の街へ集まるたくさんの光」を裏付けるかのような参拝者たちの返答・・・。
入り口にあった「やつは(八芒星)」と「十六菊花紋」のような花弁の紋様、本殿の左右に祀られている「月」と「太陽」の神様、そしてその中央に鎮座する「天」の神様、また今年の祈りのキーワードである「北斗」と「南斗」を象徴する神様が祀られてあったことも、すべて「融合・統合・調和」という今回の「祈り」を象徴しているかのようです。
ふだんは開いていない廟の最上階の扉が開いていたことも、この旅が一連の「仕組み」の中で運ばれている証でしょう。
地母廟のエネルギーも一緒に、いざ日月潭へと向かいます。
11月11日11時11分。
日月潭の畔に建つ「文武廟」からの祈り。
旭惠の星野忠義さん、北海道の村松祐羽さん、原芳明さんが順番にあげる祝詞に、参加者全員が想いをのせます。
「この祈りは、地球が新しく生まれ変わったことを祝福するお祝いのご神事である」
前夜の瞑想で閃いたメッセージにしたがい、メンバー全員がこころを1つにします。
地球上のキーポイントを示すかのようなさまざまなマークがあらわれ、いままさに世界各地でおこなわれている「祈り」と呼応しているイメージが伝わってきます。
点と点が線になり、線と線が面となって、どんどんつながっていく・・・。地球全体がやさしくあたたかなエネルギーに包み込まれた瞬間、メンバー全員が絶対的な安心感と共に「新しい時代」の始まりを確信しました。
まさに、新生地球誕生の祝福ご神事。心地良い余韻がしばらく続きます。
「さあ、これであとはもうのんびり帰るだけ?」
いえいえ、じつはここからが本番(笑)。日月潭をぐるっと一周しながら、ポイントごとに祈りを捧げていくのですが、続きは次回の後編で。